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レッドツェッペリン 盗作疑惑? あの「天国の階段」が? [ミュージック]

6月の4日には、かつてのアルバムをリマスターしたニューアルバム「2014リマスター/デラックス・エディション」の「Ⅰ」・「Ⅱ」・「Ⅲ」が、6月18日には、アナログ・デジタルなど全部入りの「2014リマスター/スーパー・デラックス・エディション」が発売されることになって盛り上がっている「レッドツェッペリン」ですが、盗作の疑いで訴えられているそうです。

問題の曲は、レッドツェッペリンの曲の中でも特に人気のある「天国の階段」です。

この曲のイントロ部分が、「スピリット」というバンドの「タウルス(Taurus)」の盗作であると、バンドのギタリストであるランディ・カリフォルニア(故人)の名義で訴えが起こされています。

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ランディ・カリフォルニアは以前から「天国の階段」が「タウルス」の盗作であると主張していましたが、訴訟は実現していませんでした。
一説によると、当時のランディさんはお金に不自由していたため訴訟に踏み切れなかったという話もあります。

ランディさんの遺産管理団体が彼の意思を継いで訴訟を起こしたようです。
6月に発売されるリマスター版にも、もちろん「天国の階段」は入っていますので、このアルバムに対してもなんらかの権利を勝ち取るつもりのようです。

「タウルス」は1968年にリリースされ、「天国の階段」は1971年にリリースされています。
2つの曲のリリースの間である1969年にはスピリットとレッドツェッペリンが同じステージで演奏していて、ジミー・ペイジさんが「タウルス」を聴いていたことは確実だと思われます。
1997年にはランディさんは「天国への階段」が盗作行為であると世間に訴えていました。

実際に曲を聴いてみると、「タウルス」の曲中に何回か出てくるギターのアルペジオ部分が、音色・展開を含めてかなり似ています。リフの最後の部分が若干違っていますが、これではランディさんが盗作というのもわからないでは無いですね。

かなり似ているとは言ってもイントロ部分だけの話で、メインのメロディは全く別物です。
とは言うもののこの曲のイントロの重要性はかなり高いので、難しいところですね。

きっとジミー・ペイジさんも、盗作のつもりではなく頭の中に残っていたギターリフを、自分のオリジナルと思って作曲したんでしょうね。

「天国の階段」は今までに少なくとも5億6200万ドルを稼いでいるといわれていますので、もしランディさん側の主張が認められれば、かなり大きな著作権料が入ってくるのでしょうね。
それにしても、ランディさんの生前に訴訟が実現すれば良かったのにと残念に思います。

聞き比べてみて下さい。



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◆「Stairway to Heaven - Led Zeppelin」


◆「Taurus - Spirit」




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