IE(Internet Explorer)が危険！ゼロデイ問題って？

今、インターネットエクスプローラを使っている人はすぐに使うのをやめましょう！

今使われている｢インターネットエクスプローラ｣のすべてのバージョン(６～１１)に新しい問題が発見されました。

報道では、｢ゼロデイ問題｣とか｢ゼロデイ攻撃｣、｢ゼロデイ脆弱性｣と言う言葉がつかわれていますが、これはソフトウェアにセキュリティ上の脆弱性が発見されたときに、その問題が知れ渡る前にその脆弱性を攻撃することを言います。

ゼロデイ攻撃では、ソフトメーカーが対応のソフトアップデートを配布する前に攻撃が起きてしまっているので、被害が大きくなることがあります。
このような時にはメーカーの一日も早い対応が必要になってきます。

今回見つかった問題は、インターネットエクスプローラの脆弱性を利用すると、使用中のコンピュータの中を外部からコントロールしてソフトを変更したりして特別なホームページに誘導したりと悪意のハッカーに操られる可能性があります。

先日も｢ハートブリード（ http://asazou.blog.so-net.ne.jp/2014-04-12-2 ）｣というインターネット上のセキュリティのバグが発見され大問題になったばかりですが、またしても大きな問題が起きてしまいました。恐ろしいですね。

マイクロソフト社もアップデートで更新プログラムを配布する予定だそうですが、いつになるのかはっきりしていません。
また、この更新プログラムが配布されるまではインターネットエクスプローラを使わないで、別のブラウザーを使うように呼びかけています。

現在も攻撃は続いているようなので、緊急にグーグル・クロームなどのブラウザーに乗り換えましょう。

さらに大きな問題は、先日サポートを終了したＸＰには更新プログラムは配布されないことです。
ＸＰでは絶対にインターネットを使わないように注意しましょう。

ＸＰサポート終了後、予想以上に早く重大な問題が発生してしまいましたね。

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